高圧ガスボンベ保温床
(特許第6833223号)(特願2023-081447)(大型高圧ガス容器加熱器)
備考 伝熱量の計算は当社の保温筒資料⑤ボンベ保温筒およびボンベ保温床の熱伝導量を参考にしてください。
高圧ガス大型容器(内容量約500kgから1000kg)保温床
大型の液化ガス容器を加熱して圧力を保持するために使用できます。
特許第6833223号
液化ガスの大型容器はそのガス体または液体を供給するとき、一定の圧力がなければ圧送できません。そのため容器を加熱するためにいろいろな方法が講じられています(特に冬場)。特に可燃性ガスの場合、火気(電気も含む)は高圧ガス保安法上一定距離内では使用できません。この保温床は容器の約半分をほぼ同じ間隔で包囲しているチューブに温水を流せば加熱できる加熱器です。
低温時の大型液化ガス容器(500kgから1000kg位)の蒸気圧力の低下を防止するためにご使用ください。使用の方法によっては高圧ガスの製造を貯蔵に変える(高圧ガス保安法上の)ことも可能です。
高圧液化ガスの圧力低下はいろいろなところで障害を引き起こします。高圧ガス容器を加熱すればよいのですが、特に可燃性ガス容器は一定距離以内で火気(電気を含む)の使用はできません(高圧ガス保安法)。この保温床は温水を循環させて容器を温めるだけなので火気の問題は発生しません。
(注意)高圧ガス容器は40℃以上に温度を上げることはできません
(注意)高圧ガス容器は温水(液体)か温湿布でしか加熱できません。
(一般高圧ガス保安規則第六十条の1の三のイ、ロ)
(注意)高圧ガス容器は腐食を防止するため直接温湯をかけることはできません。
(一般高圧ガス保安規則第六十条の1の四)